違う商品は違うビジネス、違う販路は違うビジネス

自分で経営をしていると、

同じ販路で売れるプラスアルファの別商品や、

同じ商品を違う販路で売るのはどうかと考える事があります。

 

しかしこれは一見良さそうに見えますが、

ビジネスとしては全くお勧めしません。

 

なぜかというと、

同じ販路でも違う商品を売るというのは全く別物で、

そこには商品設計、売るための組織作り、売るための流れ作り、提供するための体制作り、何か起きた時のためのサポート、会計、マネジメントなど様々なことが絡んできます。

従って、同じような商品を増やしただけなのにやけに時間がないという状況が起きます。

 

そしてこの時間というのが人生そのものなので、

人生を失う事に直結するのです。

 

 

また、違う販路を築くというのも同様です。

例えば中国輸入を国内販売をしていた人が、

中国輸入でebay販売を始めたら、全く違うビジネスになります。

 

そこをあえて攻略するのも手の1つではありますが、

既存の売り方を最大化させる事に比べたらやる事が増えるのは間違いありません。

 

 

こうして見ていくと、

今までと違う商品を売るとか、今までと違う販路に取り組むというのは、

知らず知らずのうちに時間という自分の人生を蝕んでいき、

そのくせ収入は大して伸びない事が多いです。

 

 

急斜面を登っていくのはしんどいけど高みに達するのは早いです。

そこを急斜面がしんどいから回り道しようとして、

迂回ルートを辿っていくうちに食糧が持たなくなるみたいな感じでしょうか。

 

 

自分の時間とか意志力とか処理能力というのは、

人生そのものと言っても過言ではない超重要なものですので、

無駄にせず1つのことで突き抜けていくのがいいですね。