前向きでなければ自然でない

私は高校時代に生きる意味を考えすぎて鬱になったりしていたので、そこからかなり内向的な性格になりました。

中学生くらいまでは普通の陽キャだったのですが、考えすぎて陰キャになってしまったのです。

 

そうした経験がありなかなか前向きに生きられない状態を克服して今に至ります。

そんな私だから言えることだと思いますが、前向きでない状態というのは自然ではありません。

 

動物は全力で走ったり、最高のパフォーマンスを発揮すると快感を感じるようになっています。もしモタモタすることが快感なら、その動物はあっという間に絶滅してしまうからです。

そしてそれは人間も同じです。体を動かしたり、脳をフル回転させたり、行動をしまくったりしてると気持ち良くなるようにできているのです。

 

なので人間も自然な状態というのは行動的で前向きな状態なのです。考えすぎで動けないとか、人間関係に悩んで鬱になったみたいな状態は全て自然な状態ではありません。

 

克服するのは大変かもしれませんが、こういう状態はまず自然な状態ではないんだという事を自覚して、自然な状態に近づけることをお勧めします。

つまり日を浴びて疲れるまで運動し、友達と話しバカな事で笑い合い、美味しい食事をとり、余裕があれば建設的な計画を立て行動するのです。

 

私の好きな空海の言葉で「膚寸南北に心無けれども風に遇うときは則ち飛ぶ。」というものがあります。

これは「心がありのままであれば、風にのってどこまでも飛んでいく。」という意味で、本当に無心で行動的な人というのはフットワークがものすごく軽く、まさにこの言葉通りの感じなのです。

 

私もこの言葉のような超自然体な生き方をできるようになりたいと思います。