年収1000万で都会の結婚生活は難しい。
私は今、単身赴任で東京から離れて生活しているのですが、
独立していたとしても既婚者で年収1000万は厳しいなと思っています。
というのも、
独身の時は自宅兼事務所とコワーキングスペースくらいがあれば十分だからです。
都内ならせいぜい10万くらいの自宅を持てば、
その空間は全て自分の好きなように使えるから、いくらでも仕事に転用できるのです。
ところが、結婚すると自宅で仕事をするというのは本当にしんどいものがあります。
いくら好きでも妻と顔を合わせ続けていては気持ちの切り替えもできないし、
集中も非常にしにくいです。
これは女性の側も同じで、女性は日中くらい旦那にほっとかれて1人でいたいと思っている人が多いです。
そういうわけで、男が結婚しながら仕事を軌道に乗せるには、
家とは別の職場が必要になってくるわけです。
ところが、
オフィスというのはそれなりに高いので
2~3人用ですと10万前後からしてきます。
年収1000万のうち、仮に全てが可処分所得だったとして、
月収換算で85万くらい。
そのうち都会の家と生活費で20万くらいが消えます。
さらにオフィスを借りると家賃+設備費で15万くらいが消えるわけです。
これで35万円です。
さらに仕事でお客さんと商談するのに月5万〜10万使ったら40万~45万くらいになります。
仮に月収が85万だったとして、
これで45万なので残り40万しか残っていません。
ここからさらに年金や保険で10万くらい引かれ、
月10万〜20万貯金したら本当に何も残らないのです。
仮に10万余ったとしても、
仕事上の経費などですぐに消えてしまいます。
年収1000万とか月収100万というのは、
土地と家がただ同然に手に入る田舎暮らしだったり、
家を自由に使い放題、女の子も連れ込み放題、
死んだら終わりの保険も一切いらない気ままな独身暮らしならいいですが、
結婚した瞬間にただの貧乏人になってしまいますので、
気をつけた方がいいですね。