回転率の大事さ
私はサイドビジネスで物販をしていますが、
つい最近回転率について考えました。
例えば1万円の商品を売って1000円の利益が出るとします。
10%の利益率です。
商品Aは1万円で売れて1000円の利益が出ます。
商品Bも1万円で売れて1000円の利益が出ます。
違う点は、商品Aは年に1回しか売れません。
商品Bは毎月1回売れます。
2つとも在庫として仕入れてしまえば、
販売側としてはたまに売れるかちょびちょび売れるかの違いなだけなのですが、
お金の面で見るとこの2つは大きな違いがあります。
何が違うかというと、これを1年続けるとどうなるでしょう。
商品Aで出た利益をそのまま仕入れに回すと、
理論的には
110%を12回かける事になります。
すると12ヶ月後には3.13倍になるのです。
これは、例えば100万円の在庫を持つとき、
年に1回しか売れない商品を在庫に持つのか、
毎月必ず1回売れる商品を在庫に持つのかで結果が大きく変わるという事です。
前者は1年経っても110万円になるだけですが、
後者は1年続ければ313万円になります。
物販において回転率というのは
「複利がどれくらい効くか」
の指標ともなるものです。
加えて在庫リスクの少なさとか、
色々なメリットのあるものなので重視するべきものなのです。