仕事が複雑になっても年収は同じ
私は元々営業出身なので、
仕事内容は決まったサービスを売るだけでした。
ところが独立してから、
サービスの内容を自分で考える事が多くなりました。
いわゆる商品企画です。
営業をしていると見込み客の悩みがとてもよくわかるので、
欲しい商品をデザインして売ると売れる事が多いのです。
その結果、販売機会が増えて売上も上がっていきました。
ところが、このやり方も最近問題点を感じています。
というのも、企画をするのは意外と手間なのです。
1つサービスを作ると、必ず規約が必要になってきます。
さらに、サービスが違えば売るためのトークも必要になってきます。
サービス毎にイレギュラー対応が増えて、その度に規約も変更しないといけません。
売る相手が違ってくれば、お客さん毎に要望が違うのは当たり前なので、
その度に商品を調整しないといけなくなってきます。
また、商品が違えばサービス提供を実際に行う人も必要になってきます。
外注であれば外注毎に契約が必要ですし、
社員を雇うのも大変です。
こうして見ていくとわかるように、
サービスが増えていく度にやることが鬼のように増えていくのです。
だから、そんな商品であれば最初から提供せず
同じ商品を売り続けた方が良かった可能性もあります。
特に広告運用のような、
予算も違う、期間も違う、要求レベルも違うサービスになると、
1件1件の調整が大変です。
このように、仕事が複雑になっても年収は変わらない可能性があります。
同じ年収なら、シンプルに出来上がった商品を売り続けてるだけの方が、年収も増えて組織化も楽な可能性もあるのです。
なので、仕事を複雑にする場合はそれに見合った収入が見込めるのか?
考えるのは非常に大事だと思います。
以前の私は、1つ商品を増やすには月利100万見込めた方がいいと考えていましたが、
上記のことを考えるとそれでも目算が甘いのかもしれませんね。