筋トレや格闘技より呼吸とランニング
運動というと最近は筋トレが好きな人が多いです。
私も中学の時に筋トレにハマり、最近は格闘技ジムによく行くようにしています。
しかし、優先度の高い運動というのがありまして
私は呼吸法とランニングの優先度をより高くしています。
最近の運動理論を見ると、
腹圧や呼吸というのが身体運動にとって非常に重要な要素を占めていることがわかってきています。
手足の筋肉を鍛えるくらいなら、呼吸法をした方がインナーマッスルがしっかり働いてパフォーマンスが上がるのです。
また、呼吸法は集中力にも影響していますし、
内臓をしっかり動かすことにつながるので健康にも非常に良いです。
東洋で古来から言われてきたことに、何千年もかけてやっと西洋科学が追いついてきたわけです。
また、ランニングを一定期間続けると脳細胞が増えることがわかっており、
人間の脳にとって走ることは良い影響を与える事がわかっています。
というか、歩いたり走ったりが数万年は人間の基本行動だったので、脳の進化とは切り離せないのでしょう。
筋肉のつきかたとして見ても、人間は腰から下の筋肉のポンプ機能で全身の血流などのポンプ機能を果たしています。決して肩の筋肉とか、胸の筋肉で循環させているわけではないのです。
一方、筋トレや格闘技をすると、
一見体は変わってくるのは早いものの、
人間の基本的な運動機能や健康、さらに仕事のパフォーマンスという意味ではほとんど役に立ちません。
(格闘技は認知機能の向上には役に立つかもしれません)
そんなわけで、
あなたが日々運動してたとしても、その運動によって身体機能の何が向上しているのか、というのは考えた方がいいですね。