一覧性を超大事にする
私は何かにつけ「一覧性」というのを超大事にしています。
例えばWEB広告であれば、
1つの画面で各指標を一覧できることが大事です。
施策を複数行っているのであれば、
その施策の状況を一覧できることが重要です。
1日の行動が色々あるのであれば、
1日の行動が1つの紙に全て書き出されていることが大事です。
2つ以上の場所で確認しなくてはいけないものはダメです。
クレジットカードの支払いがあるのであれば、
なるべく1つのカードにまとめる必要があります。
複数のカードを使い始めると知らないうちに金を使い過ぎます。
このように一覧性というのは超重要で、
状況を正確に判断し、対処法を考えるというサイクルの速度を上げる上で、
欠かせないものです。
特に会社経営でこれは言えることで、
会社経営を行うと個人の家計と会社のお金の出入りがバラバラになるので、
まずここで処理に時間がかかるようになります。
さらに、税金がかかるものがあったり、かからないものがあったり、
どの段階でなん%かかるとか、
予定納税とか、
日本の税制はとにかく複雑なので、
会社経営におけるお金の計算の時間が爆発的に増えてきて、
さらにはお金の流れがわからなくなり使い過ぎるという状況になりやすいです。
これを防ぐには、
まず会社のお金も個人のお金も別々にして、
会計ソフトなんかも完全に無視して、
お小遣い帳形式で全ての会計をまとめてしまうのがお勧めです。
複式簿記は一切考慮せず、
シンプルにお金の出入りを
収入→会社の支出→個人の支出
とまとめて縦にバーっと書いていくのです。
ここの簡易会計を基準にして、
毎月のお金の計算を行っていけば、
税金の支出がずれることはあれど、
手元のキャッシュフローが大きくずれることはありません。
税理士や経理になんと言われようと、
自分は自分でこうした状況を一覧する方法を持っておくことで、
自分のアクセル、ブレーキを使い分けられるようになるのです。